スウェーデンの「THE FLOWER KINGS」による2012年作ですわ!
アルバムの幕開けを飾るのは、なんと25分に及ぶ壮大な組曲!作品全体の半分を占める圧倒的スケールを誇るこの楽曲こそが、本作の核であり、まさに「モダン・シンフォニック・プログレッシブ」の到達点とも言える大傑作ですわ!
壮大でありながらもダークな陰翳を帯びたシンフォニック・サウンド。豪奢で明るいのに、同時にどこか儚く切ない叙情性に、時折差し込まれるヘヴィでアグレッシブなサウンドがドラマを彩り、楽曲全体にモダンで刺激的な質感を与えておりますわ。光と影のコントラストが、作品全体の奥行きをぐっと深めているのですわ。
その音楽世界を貫くのは、現代社会に向けた鋭いメッセージ。その知的なシリアスさもまた、プログレらしさの象徴とも言えるでしょう!
壮麗で静謐な美しさの中にシリアスなトゲを忍ばせる。まさに、凛と咲き誇りながらも鋭い棘を纏う薔薇の花のごとしですわ!